成蹊大学体育会蹴球部1年高橋明です。
本日行われました春季対抗戦決勝トーナメント準決勝、対立教大学についてご報告させていただきます。
成蹊大学 2−1 立教大学
|0−1|
|1−0|
延長
│0−0│
│1−0│
得点者
成蹊 後半42分 佐藤
延長後半 7分 周布
立教 前半26分 4番
警告
成蹊 後半11分 鈴木
後半12分 田中
延長後半 9分 田中
退場
成蹊 延長後半 9分 田中(警告2回)
スターティングメンバー
GK 1.岩佐 遥介 (4年 川越東)
DF 31.栗田 亮 (2年 足立学園)
5.宇田川 高廣(3年 国分寺)
4.鈴木 剛 (4年 城北埼玉)
38.飯島 賢士 (2年 長崎西)
MF 6.加藤 健介 (2年 土佐) <後半27分 宮本
14.佐藤 裕平 (2年 三鷹)
37.高橋 勇紀 (2年 川越東) <後半16分 仁平
7.田中 章裕 (2年 伊奈学園総合)
FW 36.広瀬 雄一 (2年 成蹊) <後半20分 周布
32.川 健太 (3年 成蹊)
サブメンバー
GK 12.長谷部 直矢 (1年 三鷹 )
DF 20.伊藤 正弥 (3年 成蹊)
28.小川 真一 (3年 桐蔭学園)
MF 39.岩田 祥吾 (2年 城西大川越)
29.宮本 佳宜 (3年 静岡学園)
FW 10.仁平 和樹 (4年 成蹊)
11.周布 晋之助 (3年 成蹊)
今日の試合は累積警告で主力の2人が出場出来ないという厳しい中での試合となったが、『春季対抗戦優勝』という目標に向かって、チーム一丸となって試合に臨んだ。
試合開始。2分、立教にコーナーキックを与える。しかし誰も触らずそのままタッチラインへ。4分、栗田が右サイドをドリブル突破しクロスをあげるも中には合わない。5分、立教にシュートを打たれる。DFに当たりコースが変わるも岩佐がキャッチ。8分、立教に中央から左に展開されセンタリングをあげられるもそのまま外へ。9分、立教が左サイドを突破しシュートを打とうとするが鈴木がクリア。10分、高い位置で立教にインターセプトされるがシュートを打たせずにクリア。13分、立教の右サイドにスルーパスが出されセンタリングをあげられるも、中には合わずそのまま外へ。14分、立教にゴール前左の位置にフリーキックを与えるも、ゴール枠外に外す。16分、成蹊初めてのコーナーキックを得る、が立教DFにクリアされる。20分、自陣からのロングボールを川が受け、サイドに抜け出すも攻めきれず、逆にそのクリアボールからカウンターを受け立教にコーナーキックを与える。そのコーナーキックは岩佐がキャッチ。22分、立教DFからのロングボールを立教FWが頭でそらし、そのルーズボールに立教FWが飛び込むも岩佐が果敢に飛び出しキャッチ。24分、左サイドに立教DFからのロングボールがつながりセンタリングをあげられるも、宇田川がクリア。26分、ついに均衡が破れる。立教にロングボールから右サイドを突破されセンタリングをあげられる。一度は岩佐がクリアしたもののそのこぼれ球を頭でつながれ最後はヘディングで流し込まれ先制点を決められてしまう。28分、立教がボールをつなぎ遠目からシュートもゴール枠外。31分、右サイドでのFKを田中が蹴りこむも中に合わず、そのまま外へ。33分、右サイドで栗田が粘り、相手のボールをカットし、加藤からスルーパスが出るも惜しくもキーパーにキャッチされる。35分、立教DFのロングボールから右サイドを突破されセンタリングをあげられるも岩佐がキャッチ。37分、立教に中央から縦にスルーパスを出されるも岩佐が飛び出し気迫のキャッチ。39分、成蹊左サイド、高橋のセンタリングを川が合わせるがシュートを打ち切れない。41分、立教がコーナーキックに頭で合わせるが枠の外。42分、DFからのロングボールを川が右サイドで受けキープし中にパスを出すが立教キーパーにキャッチされる。44分、ロングボールのこぼれ球を立教MFに遠目からのシュートを打たれるも大きくゴールを外れる。44分、右サイド奥でフリーキックを得て田中が蹴るも中には合わず立教DFにクリアされる。結局、成蹊はシュートを一本も打てずに前半終了。
ハーフタイムに中村コーチから「相手の特徴はロングボール主体。DFの4人はそれにしっかり対応し、MFと連動してセカンドボールをしっかり拾おう」などの指示。松尾監督からは「FW2人はFWとしての仕事をしろ。ゴールへの執念を見せろ!」と檄が飛ぶ。選手間でも声を掛け合い後半は走りきって絶対に逆転しようと士気を高める。
後半開始。3分、田中からのロングパスに川が反応し走りこむも立教キーパーにキャッチされる。3分、左サイドから立教に突破されシュートを打たれるも鈴木が体を張ってクリア。4分、広瀬が左サイドからセンタリングをあげ川がシュートを放つもDFにブロックされる。5分、成蹊が左サイド奥でフリーキックを得るが蹴ったボールは中には合わずそのまま外へ。7分、立教が左サイドからセンタリングも岩佐がキャッチ。8分、中央から左サイドへ田中から川にスルーパスが出る、そしてシュートを打つも立教DFにクリアされる。9分、成蹊ボールのフリーキックからつなぎ栗田がシュートを打とうとするが立教のプレッシャーにより打ち切れない。11分、立教のフリーキックをヘディングで折り返されるも岩佐がキャッチ。11分、12分とたて続けに鈴木と田中にイエローカードが出される。13分、栗田がドリブルで突破を図り遠目からだがシュートを放つ、が枠の外。16分、立教がゴール前の混戦からシュートを放つがこれを岩佐がナイスセーブ。16分、立教がコーナーキックを頭で合わせるも枠の外。ここでMF高橋に代わりFW仁平が投入されより攻撃的な布陣に。19分、川が右サイドを突破しセンタリングをあげるも立教DFにクリア、コーナーキックを得る。これをショートコーナーから宇田川が折り返すもシュートは打てず。20分、FW広瀬に代えて、先週の試合で途中交代から決勝点をあげたFW周布を投入。21分、その周布が立教ゴール前でボールをキープ、立教たまらずファウル。良い位置でフリーキックを得る。田中がフリーキックを蹴るが惜しくもバーをかすめゴールならず。25分、ペナルティエリアぎりぎりの右45度の位置で成蹊がファウルをしてしまいフリーキックを与えてしまう。そのフリーキックを立教は頭で合わせるもゴール枠外。29分、MF加藤に代えて、より攻撃的なMFの宮本を投入して流れを引き寄せようとする。30分、立教にミドルシュートを打たれるもゴールを大きく外れる。32分、左サイドで宮本がキープしファウルをもらう。そのフリーキックを横に出し佐藤がミドルシュートを打とうとするも審判とぶつかりそうになりシュートのタイミングを失って立教DFにはじかれてしまう。34分、立教がカウンターで攻め込み右サイド奥で成蹊がファウルしてしまう。そのフリーキックをグラウンダーでゴール前に出されシュートを打たれるもキーパー正面。36分、右サイドで栗田が倒されファウルをもらう。素早いリスタートからロングボールを周布が折り返し仁平がシュートを放つも立教キーパーの正面。38分、スローインから仁平が右サイドを突破しクロスをあげるもそのまま外に出てしまう。40分、立教がロングボールからのこぼれ球を拾い放ったミドルシュートはぎりぎりでゴール枠外。42分、栗田が立教ゴール前で粘り、落としたボールを佐藤が放ったミドルシュートはキーパーが一歩も動けない見事な放物線を描きゴールに吸い込まれ、待望の同点弾を決める。43分、立教に中央突破され危ない場面を迎えるも宇田川が魂のクリア、シュートを打たせない。44分、逆転弾を取るべく仁平、宮本とつなぎ最後は周布がシュートを放つも惜しくもクロスバーに当たりゴールならず。44分、成蹊が立て続けにコーナーキックを得るがゴールは奪えない。ロスタイム、互いにゴール前までは行きチャンスを作るが両チームのDFがシュートを許さず後半終了。試合は10分ハーフ、シルバーゴール方式の延長戦へ。
延長戦を前に選手間、監督、コーチが声を掛け合い、部員全員で円陣を組み気合を入れ延長戦に臨む。
延長前半開始。3分、立教が右サイドから崩しセンタリングをあげられるも栗田がクリア。4分、またもや立教が右サイドから崩しセンタリングをファーサイドに合わせられるも再び栗田がクリア。ロングスローをゴール前に入れられるも飯島がクリア。5分、立教に右サイドから崩され、シュートを打たれるも岩佐が正面でキャッチ。7分、成蹊ゴール前でファウルを与えてしまう。立教はそのフリーキックを直接狙うも岩佐がキャッチ。9分、立教が成蹊のゴール前で怒涛の攻めを見せ立て続けにシュートを打たれるも成蹊DF陣が体を張ってすべてクリア。延長前半終了。
延長後半開始。1分、右サイドから川が立教DFをごぼう抜きするが、最後のDFにカットされる。そのこぼれ球を栗田がシュートを放つもDFにはじかれる。2分、立教がスルーパスから決定的なチャンスを迎えるが宇田川が再び体を張り懸命にクリアする。4分、田中、周布、宮本、仁平と華麗なパスワークでつなぎゴール前まで行くがシュートを打ち切れない。5分、立教が左サイドのスローインからチャンスを作り、ゴール目の前でボレーを打たれ危うく入るところだったがクロスバーに助けられる。6分、成蹊がロングボールからチャンスを作り仁平のドリブル突破からコーナーキックを得る。しかしそのコーナーキックは立教キーパーにはじかれる。7分、スローインから右サイドを仁平が突破し低めのクロスをあげる。それを中にいた周布がワントラップし打ったシュートは立教のゴールをわり待望の逆転弾を決める。9分、まだまだゴールを狙う田中が審判のオフサイドの笛の後にシュートを打ったとして本日二枚目のイエローカードをもらってしまい退場。すぐさまFW川に代えてMF岩田を投入して対処する。10分、立教にコーナーキックを与えてしまう。しかし立教はこれに合わせられない。そのまま試合終了。
この結果決勝に進めることになりました。しかし前半は終始立教にペースを奪われ全くと言っていいほど攻められませんでした。またロングボールなどの処理にも課題の残る試合となりました。ですが逆転勝利という結果により自信をつけられた試合でもありました。来週の決勝戦までに1週間という短いじかんではありますが、課題を克服し万全の状態で臨みたいと思います。決勝の相手は強豪の朝鮮大学ですが必ず優勝します。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
また本日はお忙しい中、応援に来ていただきました、OB、OG、ご父兄の方々、本当にありがとうございました。